くたばれ 8o's

         アナログ雑記


--
Category: スポンサー広告   Tags: ---

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


10
Category: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm/F3.5-5.6   Tags: ---

ごめんよチビ  最終話

椿
【2012.4 OLYMPUS PEN E-P2】




さようならチビ



結局チビは朝になっても帰らず、動物病院からの連絡もありませんでした

さすがに僕も不安な気持を抱えての登校になった

でも必ず帰ってくるよと、心の中では疑わなかったんだ

学校から帰り、始めに口にしたのは「チビ!」だったのを今でも鮮明に覚えてる

すると母がこう言うのだ

「チビちゃんね、死んじゃったって」

「よその犬にね、噛み殺されちゃったって....」

目の前がすぅ〜っと暗くなっていき、周りの音がしなくなり

頭の中で「チビ!チビ!チビ!」って何度も何度も叫んでいた

泣いた、悲しくて辛くてぼろぼろと涙が出た

お願いだから誰か寝ている僕の耳元で「これは夢だよ」と叫んでくれないか

「昨日ね、散歩中の大きな犬に噛まれちゃってね、犬を連れていた女の子も恐くなってどうすることも出来なかったんだって」

「さっきね、近所の人が教えてくれたんだけど、行ったらもう片付けられてて」

「女の子もワンちゃんも許してあげてね」

とチビの白い毛を掻き集めて僕に見せたんだ




後悔



その日の晩に大きな犬の飼い主と女の子が謝りにきた

女の子といっても高校生くらいだったと思う

ごめんなさい、ごめんなさいと泣いていた

僕も母も悲しく辛い思いだったが、けっして憎むようなことはしなかった

そんなことより僕を苦しめたのは、「ちゃんと見てきたの?」と言った母との約束を蔑ろにしたことだ

チビが倒れていた場所は公園からほど近い、大外回りの散歩道

どうして、どうして、もう1本向こうの道を見て回らなかったのだろう?

あの時もっと真剣に探していたら、まだ元気なチビを見つけられたかも知れないし

倒れていたって、まだ息はあったかも知れない

「ちゃんと探したよ」

この言葉が10才の僕の心に重くのし掛かる



いまでもこの道はあやめの散歩コースにある

35年前チビと一緒に歩いた道を、今はあやめと歩く

僕はたまにだけどね

基本!あやめの散歩は真っ先きに欲しがった長女とあやめの約束だから




読んでいただいた方々、ありがとうございました
へたくそな文章で申し訳ございませんでした






スポンサーサイト

テーマ 写真日記    ジャンル 写真



 

Comments

Editふぉとひろさん
こんばんは。
生き物を飼うと言うことは、その生命の死を受け入れると言うことでもありますからね。
僕も子供ながらに良い経験と勉強をさせていただきました。
その後はやはり死んでしまうのが嫌でしばらく?うん十年?も動物を飼うことはありませんでしたが、
結婚して子供が産まれて、こんどはその子供が飼いたがって・・今に至ります。
そうやって繰り返すのですね〜
Editこんばんは
記事、読ませていただきました。
もっと、もっと、探せたんじゃないか?
母が今も思っていることと同じです。
その頃私は実家を離れて暮していて、心配かけるからと、帰って来ないことを私に知らせず、2日間、ひとり探していたので…
(今でもその後悔をとても悲しい顔をして、話すことがあります)
2日目の夜、それを見かねた父が、連絡をくれて
私も帰って探したのですが・・・。
絶対、絶対、また会える。絶対。と思っていました。

とても辛い経験でしたが、それ以来
「またね!」と言って、また会えると言うのは
あたり前のことじゃない。と思っています。
別れは辛いですが、いろんなことを教えてくれますね。
ありがたいです。
Edit風の音さん
読んで頂きありがとうございました。
拙い文で失礼しました。

僕もあやめを飼うまでは、本当に死別を恐れていたんですよ。
それに子供がそっぽ向くのが嫌だったから。
でも長女だけはいまでも一生懸命あやめの世話をします。
小6〜現在高2となりましたが、毎朝散歩に出ます。えらい!

最近よく思うのですが、誰か(わんこ)死んでしまったら、しばらく仕事なんて出来ない・・・
って思います。
手続きや処置、もちろんメンタル面でも、みなさんどのようにされているのですかね。

Editヤッターわんさん
拙い文章で申し訳ないです。
そして未だこの事は後悔しているのです。

いまの3匹は成り行きでこうなってしまいましたが
・・・・いや3匹は多過ぎだよな〜

そう言えば、最近ゆず君見てませんね〜

Edit
こんばんは。

辛い記憶ですね。
目をうるうるさせながら読ませて頂きました。

我が家にも以前居ました(病気で亡くなりました。)ので複雑です。

私の記憶は、主人(当時40才頃)が如何なる時にも、
涙など見せないのに、その時ばかりはタオルを顔に当て
大泣きしていた事です。

あの日以来我が家では、犬を友とすることが出来ておりませんが、
息子家族は友として、とても可愛がっておりますね。

Edit
素晴らしい記事でした
少し成らずも覚えの有る事です

最後私も悔やんだ経験が有ります
色んな面で余裕が無ければ
飼っちゃいけないと思いました

田舎だからって[腟究��絖�:e-283]そのままは困ります
最近これが多くて

Edit雪兎さん
何時いかなる時もペットはかけがえのない家族ですね。
そして家人をけなげに待ち続けている。

我が家にも病気で死んでしまったウサギがいました。
スナッフルというウサギ独特の病気です。
気管支がやられ、平衡感覚を奪われ、最後は寝たきりに・・・
すごく人懐っこかった。

ペットとの別れは辛く悲しいことですが、それをしっかりと受け止めることが出来るのは家族だけですからね。
子供には残酷かもしれないけれど、成長の過程には必要なことなのかと思います。
もちろん死を前提にペットを飼う人なんていやしないのですが・・
しかしペットとして生まれてきたからには、誰かに飼ってもらうしかないのだから。
それでも人間のエゴなのでしょうかね?



Edit
胸に込み上げてくるものを止められず...

形は違うけれど、昔々実家で飼っていた雑種のテリアが死んだ日の事を思い出してしまいました。一番可愛がってくれた父の顔見て「くぅ~~ん」って鳴いて涙を零して息を引き取った。

人間で言えば「癌」だった。
お腹に腫れ物が出来て、ぺろぺろ舐めていた時に獣医に診せていたら・・それでも手遅れだったのかもしれないけれど、、獣医さんは生かしておくのは可哀想だと言ったけれど、家族は最後まで家で看取りたかった。1日中、誰かが側に居て、身体をさすってあげて、投薬して身体を拭いてあげて...
でも、いま思い返すとそれは人間のエゴだったかもしれないと思ってみたり、あれで良かったのだと思ってみたり。でもね、彼女は私達の家族だった。

いまは、我が家のベランダにはミドリ亀がいます。
20年前に息子が夏祭りで取ってきた子です。口は聞けないけれど、餌を与える人のことをちゃんと判ります(親馬鹿/笑)。凄く大きくなってガメラとか呼ばれてますが、可愛いです。
Editコトさん改め→ユウさん
そうなんです。
Mシュナウザーくんが噛まれたのを見て、また思い出してしまって・・・
僕もペットとの別れは辛くて悲しいよ。
金魚多数・ヤモリ(11才)・ウサギ2匹...みんな家族だったよ。
Edit
そっかぁ・・・
シリーズ拝見してましたが、
悲しい結果でしたね。

コージさんのせいじゃありません。
わかってらっしゃると思うけど。
きちんと探さなかった自分を許せないんですよね。

動物は、早く別れがくる。
そのことが恐くて、
飼いたいけど、飼えずにいます。

Leave a Comment








1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

top bottom
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。